Elith、社内研究開発組織「MU LABs」を設立
- Airi Ono
- 6月16日
- 読了時間: 2分

株式会社Elithは、AI技術の社会実装と技術革新の両立を目指す社内研究開発組織「MU LABs」を新たに設立いたしました。
さらに、Elithは文部科学省・厚生労働省等による「研究機関(研究者資源確保制度)※」への正式登録も完了。
公的に認められた信頼ある研究体制のもと、より一層の技術発展と社会貢献を目指してまいります。
■ MU LABsとは
MU LABsは株式会社Elith内に設置されたラボ型の研究開発組織です。 現場に根差したリアルな課題を出発点にしながらも、技術の深掘りや再利用性を重視した開発を通して、AI技術の可能性を広げることを目指しています。
現在、MU LABsは以下の3つの柱を中心に活動しています。
プロダクトを中心とした自社サービスへの投資 MU LABsは研究開発に留まらず、実装と事業応用を前提としたR&D体制を構築しています。自社プロダクトを中心に、研究成果の製品化を通じた社会実装を目指しています。特に、AIの実用化における技術的課題の解決や、新しい応用分野の開拓に注力しており、持続可能なビジネスモデルの確立を目指しています。
研究活動 機械学習・深層学習分野における主要な国際会議(ICLR、CVPR、ICCV等)での論文採択を目指した研究活動を展開しています。最新のAI技術トレンドを追求しながら、実務での応用可能性を見据えた研究テーマの選定を行い、アカデミアと産業界の架け橋となることを目指しています。また、研究成果は定期的に社内外で共有し、技術コミュニティへの貢献も行っています。
クライアントワークの技術的中核を担う MU LABは、クライアントプロジェクトにおけるエンジニアリング面の「0→1」の立ち上げを支援し、実装難度の高いクリティカルな機能開発にも深く関与しています。現場で求められる実用性と研究開発レベルの技術を融合させることで、実行可能で先進的なソリューションを提供します。また、プロジェクトの内容の技術資産のモジュール化も担っております。
今後はMU LABsを軸に、研究成果の社会実装と事業展開を確実に繋げていくことで、技術を核とした持続可能なビジネスの成長を力強く推進してまいります。
※研究機関登録制度とは:
文部科学省・厚生労働省などが定めた基準を満たした法人等のみが登録できる公的制度です。 登録機関は、税制優遇や研究資源配分の対象となるほか、信頼性のある研究体制と成果創出力を備えた組織であることの証明にもなります。 全国の登録数は、大学・個人研究者を含めても約1.2〜1.5万件に限られており、信頼性の高い希少な枠組みです。
(参考:文部科学省「研究機関一覧」)